まるで古文書
2020-05-05


禺画像]

夜になって涼しくなってきました。
明朝は少し冷えるようです。

今、整理している文書は昭和10―20年代のものです。
活字になったものならこの時代の文書を読むのは難しくないのですが、この頃、手紙を書いている人は当然ですが明治生まれです。巻紙に毛筆という手紙もあるので読みこなすだけで大変です。崩してあるだけならともかく、略字で崩してあるとまるで古文書です。ほとんど読めません。まあ、このような手紙は形式的な礼状などが多いのであまり意味はないものが大半ですが、そこを判断するだけで苦労します。手形の宛名や契約書なども崩し字を使っているので困ります。

ほんの70年ほど前までは郵便屋さんもこのような文字をちゃんと読めたわけですが、この文化はどこで失われたのでしょうか。戦前の本は読み慣れているので、まさか昭和の文書でこんなに苦労するとは思いませんでした。古文書を読むカルチャー教室がありますが、参加したくなりました。

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット